【粉吹き肌】頑固な全身カサカサ肌の原因とケア方法
季節の変わり目はお肌の調子が悪くなりがち。
特に涼しくなる秋冬は乾燥が酷くて
肌から白い粉が出てる!
なんて粉吹き肌に。
乾燥していると痒みも生じるし
顔は化粧ノリが最悪...
高級な化粧水やクリームを使っても全然効果ない…原因を突き止めましょう!
全身にできる頑固な粉吹き肌の『粉』の正体は何?
粉吹き肌の粉の正体は、乾燥してめくれ上がった角質細胞なんです!
角質は肌表面にあり、レンガ状に積み上げられています。
この積み上げられた角質細胞の隙間を埋めてしっかり接着してくれるのが細胞間脂質(セラミド)。
肌の水分蒸発を防ぐ役割も担っています。
乾燥すると細胞間脂質が不足していき、角質が接着できずめくれあがっていってしまうということ。
お肌がカサカサ乾燥してしまう原因
実は普段の何気ない行動が粉を吹くほどの乾燥を招いているかも!?
当てはまるものはないかチェックしてみて下さい
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは皮脂の生まれ変わりの事。
4週間~6週間で古い細胞と新しい細胞が入れ替わります。
古い角質は保水力がないため、残っていると乾燥を引き起こします。
ここで注意したいのが、ターンオーバーの乱れと聞くとターンオーバーが遅れることをイメージすることが多いかと思います。
しかし、ターンオーバーが早まることも肌荒れの原因になります。
例えば、紫外線や洗顔時に強く肌を擦るなどして、必要な角質を無理やり剥がしてしまうとターンオーバーを早めてしまいます。
すると細胞間に隙間が生まれ肌内部の水分が抜け出てしまいます。
そして外部刺激は隙間からどんどん入ってくるため、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
乾燥性敏感肌や揺らぎ肌はこのような結果起こりえています。
\全身のスクラブケアで古い角質を除去/
紫外線による角質肥厚
紫外線が原因でターンオーバーが乱れ乾燥を引き起こすということは一般に知られています。
ではなぜ肌は紫外線を浴びると乾燥するのでしょうか?
それは紫外線浴びると肌の保水成分を分解する遺伝子が発生するから。
なので紫外線は肌の乾燥を引き起こすと言われるんですね!
外部刺激から肌を守ろうと肌は角質をため込みます。
すると角質肥厚が起こり、化粧水や美容液が浸透しにくい肌へと変わり、乾燥を引き起こしてしまいます。
間違ったスキンケア・改善ケア方法
①ゴシゴシ肌を擦る
クレンジング・洗顔・すすぎ・タオルドライ・スキンケア・日焼け止め・ベースメイクetc…知らず知らずのうちにお肌に刺激を与えていませんか?
些細な刺激でも数ミリしかないお肌にとっては大打撃!
肌のバリア機能が弱まり水分を保てなくなってしまいます。また刺激から守ろうとして肌が分厚く硬くなり、化粧水や美容液が浸透しづらくなります。
肌に触れるときは優しく擦らずケアしてくださいね
②お湯が熱すぎる・冷たすぎると全身カサカサ肌へ
冷たいお水で洗顔しても余分な皮脂が固まったまま残ってしまう。
なので温かいお湯で洗顔するほうが、さっぱりするし洗顔料も早く落ちますよね。
では、いつも何度のお湯で肌に当てていますか?
40°以上は熱すぎです!
熱すぎるお湯を使っていると、必要な皮脂や潤い成分まで洗い流してしまうので肌トラブルを引き起こしてしまいます。
皮脂は体温より少し低い温度で溶け始めます。
つまり『かなりぬるいな』と思う温度で十分皮脂や汚れを洗い流すことができるんです!
③泡立てが足りない
泡がないと直接手で肌をゴシゴシしてしまいます。
摩擦は肌の大敵なので泡を転がすようにお肌を洗いましょう!
なぜ泡洗顔が良いと言われているのかご存じですか?
それは、高密度泡は何もしなくても勝手に油を吸着させる機能があるからなんです。
ちなみに花王さんの花王の顔|「泡立て洗顔」が大切な「本当の」理由によると84%超えの高密度な泡がポイントのよう。
泡を使えば摩擦を減らし、不器用さんでも優しく丁寧に汚れを落とすことができるんです!
④日焼け止めは夏だけ
日焼け止めは夏しか塗ってない人、まだまだ多いのではないでしょうか?
確かに11月~1月の冬の間は紫外線量はガクッと下がります。
しかし、2月~10月は中程度~かなり強い紫外線が地上へ降り注いでいます。
真夏しか塗らないという方は30年後後悔しますよ!
このままだと乾燥だけでなく、シミやしわに悩まされることになります。
将来後悔しないためにも日焼け止めは毎日塗りましょう!
長風呂のしすぎも全身カサカサ肌になる原因
血行促進やリラックス効果、美容に良いとして湯船につかることは推奨されていますが、実は過度の長風呂はお肌にとっても負担をかけているんです!
湯船につかると、水を吸収し潤ったように感じがちですが、それは一時的なもの。
長風呂は水分蒸発を促すので乾燥したお肌に導いてしまいます。
また皮膚には『天然の保湿オイル』である皮脂が存在します。
42°以上のお湯につかると、皮脂は必要な分まで流れ出てしまい角質層の水分をキープしづらくなってしまいます。
あつ~い温泉に入ったとき身体が痒くなりませんか?
それは体温が上昇すると『ヒスタミン』という神経を刺激する物質ができているから!
なので熱いお湯にいつも浸かっていると炎症や痒みで肌を傷めてしまいます。
おすすめなのは
38°~40°の湯船に1回15分の入浴
汗をかく前に上がるのが乾燥を防ぐポイント!

エアコンやドライヤー風を長時間肌にさらす
エアコンやドライヤーの風に直接あたると水分が蒸発して乾燥してしまいます。
またエアコンで冷えた体は代謝が悪くなり肌を守る皮脂膜ができにくくなります。
つまりお肌のバリア機能が低下して乾燥を引き起こしてしまいます。
ドライヤーをするときはなるべく短時間・低温で行いましょう!
パックをしながら行うと保湿もできて一石二鳥です♪
パナソニックのナノケアドライヤーなら『スキンモード』があり、マイナスイオンを含んだ風を顔に当てることでお肌に潤いを与えることができます!
化粧水やクリームだけでは全身のカサカサ粉吹き肌をケアしきれない
新しい化粧品を買って
本当に効果でてるの?
って思うこと多くないですか?
確かに一定の効果はあります。
でも魅力的な広告のわりに使い続けても思っていたより効果が感じられない。
そりゃそうです!
絶大な効果を出すということは、副作用のリスクもあるということ。
法律上で化粧品は、副作用が出ない穏やかな作用でなければいけないんです。
※法律上の役割の違い
医薬部外品:防止・衛生目的
医薬品:治療目的
ではよくメーカーの広告や美容ブログで
『角質層まで届くので~~』
と浸透力をアピールする宣伝をしていますが、角質層ってどこかわかりますか?
皮膚の一番表面!
何も知らず広告の文字だけ見れば、皮膚の奥深くまで届くと思ってしまいますよね。
肌の奥、真皮まで有効成分が届くよう工夫してしまうと、それは『医薬品』になってしまいます。
では皮膚の断面を想像してみて下さい。
皮膚は表皮と真皮があります。
さらに拡大し、表皮を思い浮かべると…外側から順に
角層 |
---|
顆粒層 |
有棘層 |
基底層 |
表皮はこの4つの構成でできています。
平均約0.2ミリの厚さ。角層だけでいえば0.01~0.03ミリほど。
角層はターンオーバーにより死んだ細胞が押し上げられできています。
もちろん細胞核もありません。
一番表面にあるものなので見栄え良くするために、化粧品で0.01~0.02ミリの死んだ細胞を潤わせているといっても過言ではありません。
なので乾燥による粉吹きは抑えられても、内側が乾燥したままなのでいつまでも改善できない!
つまり、化粧品だけに頼っていては本当の綺麗な肌は作れない


全身のカサカサ肌を放置しない!簡単なスキンケア
コスパ最高!簡単スキンケアにおすすめのハトムギ化粧水
バシャバシャとふんだんに使うならハトムギ化粧水がおすすめ
500ml入って600円前後なのでコスパ最高です♡
ネットでもドラッグストアでもドン・キホーテでも見かけるので、とにかく手に入れやすいのも嬉しいポイント
100均などにあるスプレーボトルに入れ替えると、全身に簡単に吹きかけられるので手間なくスキンケアできますよ♪
全身カサカサでどうケアして良いかわからないならまずはスプレーボトルに入れ替えたハトムギ化粧水を使ってみて。
朝晩はもちろん、気になったときにシュッと吹きかけよう!
敏感肌の人が最後に行きつく化粧水!アベンヌウォーター
とにかく粉吹き肌がひどい!というならアベンヌウォーターを試してみて♡
ミネラル成分をバランスよく含む100%ピュアな温泉水なんです!
もちろん、これ1本でもOKですが...
シューっと吹きかけるとお肌や軟らかくなるので、その上からご自身の化粧水やクリームを塗るとお肌への馴染み方が全然違います!
頑固なカサカサ肌の人は、アベンヌの後に化粧水やクリームを塗るのも一つの手ですよ
使い方としては、お肌だけでなく髪にも使えます
髪にシュッと吹きかけた後ヘアオイルを馴染ませるなんて使い方をしている人もたくさんいるみたい!
万能な使い方ができるアベンヌウォーター
1本持っておくだけでお悩み解決に近づけます♡
頑固な全身カサカサ乾燥肌ケアには体の内側から
化粧品ではお肌の内側まではケアしきれないことが分かりました。
では内側ケアとは何をすればよいのか?
内側をケアするには、
☑生活や睡眠・運動を見直すこと!
☑外部刺激から守ってあげること!
どんな記事やTVでも絶対言われますよね。
どれだけ高いアイテムを使うよりも大事なのが健康!
コラーゲンやアミノ酸、ビタミンなど食事で取り切れず不足している分だけサプリでカバーするのも良いですよ
コスメを見比べて試すことは楽しいし、やめられないですよね!
でも化粧品に頼りっきりにならず、日々の生活の中で見直すところがわかればそこを改善するのが一番!
生活習慣を見直すことは大変ですが、その分結果がでるはず♪
一緒に頑張りましょう!
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